歯科助手さんの診療介助に関してです。
いわゆる「セット」と呼ばれる処置のことです。
何本にもわたるブリッジなんかも
ほぼ同じですが、
今回は1本の歯のみの場合を考えてみましょう。
代表的なものでいうと
FCK、インレー、4/5冠などですね。
まず
治療の手順としては大まかにいうと
となります。
一つずつ、歯科医師が調整している動きを追いながら
歯科助手さんの仕事をみていきましょう。
ボーッと見ているだけではダメですよ(笑)
隣の歯との幅を調整します。
つまり、横幅ですね。
きつすぎてもゆるすぎてもいけません。
特にゆるすぎると、食べ物が挟まって大変です。
そのコンタクトを判断するのに
使うものが「コンタクトゲージ」や「フロス」です。
歯科医院によって、
どちらかを使っていると思いますので
必ず用意しておきましょう。
歯科医師が金属を削って調整するときに歯科助手さんが行うことは
削っているときに金属が熱くなるので
金属の近くからエアー(風)をかけることです。
これは想像しているより、ずっと熱いのです。
余裕があったら外した金属を処分する前に
歯科助手さんも試しに自分で削ってみてください。
たぶん「アチッ」ってなるはずです(笑)
また、歯科医師によっては
削っている金属にライト(光)を当てて調整する人もいます。
その場合は患者さんの上からライトを
引っ張って当ててあげましょう。
コンタクトの調整が終わったら
次は高さを調整していきます。
歯科医師が
「次は噛み合わせを調整しますね」などと言っていたら
咬合紙の出番なので出すのを忘れていたら、すぐに準備しましょう。
*咬合紙とは赤とか青の「カチカチ」噛む紙です。
削って調整する時の歯科助手さんの仕事としては
エアーをかけるなど、ほとんど同じです。
あえて違うところをいうと
コンタクトの調整のときよりも
大きく削ることが多いかもしれません。
その分だけ熱いので、
先ほどよりも近くでエアーをかけるくらいの気持ちでいてください。
調整が終わると
口の中につける前に研磨(ピカピカに磨く)します。
このときに使うバーは先ほどまでの
バーよりも滑らかなのですが、
やはり熱が結構でますので、やっぱりエアーはあててください。
ベテランの歯科助手さんにも
「研磨のときは熱くない」と勘違いしている人がいます。
これも試しに捨てる金属で研磨してみてください。
エアー無しでは熱すぎです。
いよいよ、最後は口の中に合着します。
*合着とは口の中に金属をつけることです
*ちなみに仮着とは、いわゆる仮付けのことです。
このときのセメント練和のコツに関しては
→セメント練和へ
金属につけるセメントの量は
多すぎても少なすぎてもいけません。
どれぐらいが適量かどうかは
合着した時のセメントの溢れ具合を見て覚えていきましょう。
歯科助手さんがする補助はほとんど無いでしょう。
取ったセメントを流すときのバキュームくらいですから
歯科医院のシステムにもよりますけど、
器具を洗ったり、石膏を流したりしていても良いかもしれません。
セメント除去について詳しく知りたい人は
歯科衛生士.com セメント除去へ(準備中)


口蓋側・などの表し方教えてください
「表し方」というと、それぞれの簡単な説明ということですかね。
簡単に説明すると
・咬合面:噛むところ
・近心:歯の手前側
・遠心:歯の奥側
・唇側:歯の頬っぺた側(前歯)
・頬側:歯の頬っぺた側(奥歯)
・舌側:歯の裏側(下顎)
・口蓋側:歯の裏側(上顎)
となります。
ただ、これは文字だけで説明しても知らない人にはとても難しいんですね。
役に立ってないかも知れません。すいません。
記事のほうに絵で説明する予定はあるのですが、
こちらの都合でもう少し先になりますので、お待ちください。