帰り際の患者さんに聞かれることがあるでしょう。
さて、何回くらいで終わるのでしょうか?(笑)
適当に
「3回くらいじゃないですかねぇ」
と答える歯科助手さんはいないと思いますが
患者さんに「あと3回くらいで終わりますよね?」って言われて
「そうですねぇ」と、うなずいた経験はありませんか?
安易に答えるとトラブルの元になります。
なかには、「あと3回の辛抱だ」と思って我慢していたり
仕事を調整して「残り3回なら」と思って
通われている患者さんもいるのです。
正直なところ、医療行為なので
「残り〜回」というのは歯科医師でもわからないのです。
明日、思いがけない歯が痛くなる可能性だってあるのですから。
ただ、治療計画として終わりが近づいてきたら
「次回、銀歯が入って・・その次に前歯の汚れをとって終わりですね」
のように回数がわかることもありますから
やはり担当の歯科医師に聞くのがベストです。
上で「歯科医師に聞くのがベスト」と書いてあるのに
矛盾する話になりますが、
聞かないほうがよい場合もあります。
どういうときかと言うと・・
そもそも患者さんは、
なぜ担当の歯科医師に聞かずに受付で聞いたのでしょう?
A:聞くのを忘れていたので、帰り際に聞いた
B:担当の歯科医師に聞きにくかった
・・・そうです、Bの場合ですね。
なかなか担当の歯科医師に聞けないこともありますので
そんな雰囲気を出しているときには察してあげましょう。
レベルの高い歯科助手さんはカルテを読むことができます。
汚い院長の字が読めるという意味ではなく(笑)
カルテを理解しているということです。
例えば、病院にもよりますが
フルデンチャー(総入れ歯)の型を取ったときには
1・印象
2・ロウ堤でBT採得
3・試適
4・セット
5・調整(数回)
の流れが多いです。
現在、どこの過程かがカルテを見ればわかるのです。
今日の処置が「2・ロウ堤でBT採得」だとしたら
「次の次に入れ歯は完成になります。
その後に何度か調整しますので、もう少しかかりますね」
と答えられるわけです。
正直、ここまで答えられれば歯科医師を呼ぶ必要はないかもしれません。
初心者の歯科助手さんは
「そんなにカルテとか読める歯科助手っているの?」
と思うかもしれませんが、
いわゆる「できる歯科助手さん」は間違いなく、こういった対応をしています。
経験と知識がモノをいう対応です。
普段の仕事だけでなく、本を読んだりする必要がありますよ。