2006年08月05日

歯科助手の診療介助 除去 FCK

診療介助の中でもイメージ的には
マイナーな感じの「除去」についてです。

特に意識もせずに行っている歯科助手さんが多いと思います。

それでも別に問題はないのですけども、
知っている歯科助手さんの方が明らかに応用がききますので
あえて詳しく述べたいと思います。

*FCKとは別名MCr(メタルクラウン)、フルクラウンなどと呼ばれる
 いわゆる全体を被せる形の銀歯です。
 もちろん、ゴールドの金歯も外すことに関しては同じです。


?a?@ ドライバーを用意しよう

もう、この一言だけで充分なんじゃないかっていうくらいです(笑)
他のタービンで削る処置との一番の違いですね。

歯科医師に

ドライバー出してください
って言われて出すのがレベル1

左下の6のFCKを除去します
って言われて出すのがレベル2

まずはココの銀歯を外しましょう
って患者さんと話しているのを言うのを聞いて出すのがレベル3

カルテを見て最初から出しているのがレベル4

意識していないと
いつまでも「ドライバー」って言われますよ。



?a?@ どうしてドライバーがいるの?

知らなくても診療介助はできますが、
知っている歯科助手さんの方が
外しにくいFCKの時などに新たな指示に対しての応用がききます。

簡単に言うと、
FCKにタービンで切れめを入れて
ドライバーをねじこむようにして開くのです。

カニを食べる時に
最初にハサミで切れ目を入れて
そこから開くのにイメージとしては近いかも知れません。



?a?@ 削っている時の注意点は?

他のタービンを使う処置と同じですが
除去する際は特に金属の削りカス(粉)がとびます。
バキューム操作をしっかりして、できるだけ吸いましょう。

場所によっては金属の粉が
歯科医師の眼に入るように飛んでくることがあります。
これは非常に辛く、いったん削るのを止めるくらいです。

歯科医師が辛そうにしているのに気づいたら
バキュームの位置や向きを変えて飛ばないようにしてください。



?a?@ 歯科医師が削りにくそう

単純にその歯がやりにくい位置にあるのかも知れませんが
除去する際のバーがダメになっているのかも知れません。

他のバーと違い
除去する際のバーは直ぐに削れなくなります。
(いわゆる除去バーと呼ばれるバーです)

替えそうだなと思ったら、察してあげてください。



?a?@ 外した時の注意点は?

患者さんが外した金属を飲み込まないように注意してください。

もちろん、これは歯科医師が気をつけることです。
喉のほうに落ちた場合は
歯科医師がピンセットやバキュームで取ると思います。

ただし、歯科医師に「吸ってください」と言われたら
すばやく慎重に金属を吸い上げましょう。




posted by ドクター at 06:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科助手診療介助 除去
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