歯科助手のバキューム10 左下の67(大臼歯)

歯科助手のバキューム10 左下の67(大臼歯)

一歯科医師の個人的な考えですので、歯科関係者による指摘や中傷はご遠慮下さい。

ひらめきCKの形成は?


基本的にはバキュームのアシストはあったほうが歯科医師としては助かります。
なかには全くアシストが無しでも形成できる歯もありますが・・。

・・その差はなんでしょうか?

経験豊富な歯科助手さんにはレベルの低すぎる質問かも知れませんが
舌の位置と、頬粘膜の位置ですね。

舌の位置に関しては右下の67と同様に
舌側を形成するときに必ず押さえないと危険です。

右下と違うのは
歯科助手さんのバキュームは頬側に置いて
舌は歯科医師がミラーなどで押さえるということです。

つまり、歯科助手さんは舌を押さえるテクニックではなく
頬側において頬粘膜を吸わないためにテクニックが必要になります。

比較的若い患者さんだと簡単なケースが多いのですが
ご高齢の方で頬粘膜に余裕が出ている人(言い方を悪く言うとたるんでいる状態)だと
バキュームは結構大変です。

舌を押さえるのとは違う高度なテクニックが必要となりますので
しっかりと勉強して経験を積んでください。

表現としては難しいのですが
バキュームの向きをしっかり考えた上で、バキュームの背を使うイメージでしょうか。

特に8を形成するときには
アシストする歯科助手さん側からはかなり見えにくくなるので、
バキュームの位置のイメージだけはしっかり持ちましょう。


ひらめきインレーの形成

個人的にはCKと違い、舌側の形成はないことがほとんどですが
歯科助手さんのアシストがないと形成は厳しい場所だと思っています。

もちろん、バキュームの置く場所のコツはCKの時と一緒です。


ひらめきCRの形成

バキュームのアシストが無くてもCKの形成よりはできますが、
歯科助手さんのアシストがあったほうが非常にスムーズに形成できます。

WSDの形成などは比較的簡単なのですが
舌側にカリエスで穴が空いているときには、どんなCKやインレーの形成よりも難易度は上がると思っています。

実際に歯頚部にあるときには
舌を押さえるのは歯科医師になるわけですが
歯科医師は充填の時には、唾液が溜まってくる恐怖と戦いながら充填していますので
歯科助手さんがサッとバキュームで吸ってくれると
デキル歯科助手さんであり、「○○さんは、違うねぇ」といった感じです(笑)


ひらめき抜髄、感根処

まれにアシストのバキュームがなくて行うときもありますが
歯科助手さんのアシストがあるとないとでは大きく違うと思います。

基本的にはアシストが欲しい治療になります。

特に舌が大きかったり、
舌がすぐに前に出てきてしまう人の場合はいないと無理でしょう。

67以上に8の抜髄のときなどは
バキュームの位置がかなり奥になりますので、
バキュームの先だけでなく患者さんの口角を強く押していないか注意が必要になります。

位置を8の少し遠心側において、
口角を押し過ぎない程度に角度をつけるイメージでしょうか。


あくまでも一歯科医師の意見なので、
うまく自分の医院に当てはめて応用してくれればと思います。

一般的なバキュームの知識は
イラストで位置が載っている
歯科アシスタントMY BOOKデンタルアシスタントマニュアル 歯科臨床の基礎

もしくは

写真つきで載っている
歯科診療補助を参考にしてください。

また、口蓋側などの用語がわからない人や本気でじっくり勉強したい人はユーキャンの歯科助手講座などで歯科助手の勉強をすすめます。



タグ:歯科助手
posted by ドクター at 15:11 | Comment(4) | TrackBack(0) | 歯科助手診療介助 バキューム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
最近このページを知り勉強させていただいています。
ありがとうございます。
私は全くの未経験から歯科助手として働き始めて1年経ちましたがすごくストレスになっている仕事があります。
それは印象です。私の歯医者では、歯科助手も衛生士も関係なく同じ仕事を行っています。そのなかで私が1番頭を悩ませているのは印象(連合印象)です。調べると助手は印象のアシストまでなのでアルジネートの練り方などの紹介が大半で印象のこつとか、とにかく1年たったいまでもよくわからずにとっています。どうしても気泡が入ってしまうのです。ちょっとノイローゼになりそうです。もちろん先輩にもどうしてもとれないと相談もしています。それで、いろいろアドバイスのように寒天をながすようにしていますが、できないのです。でも、最近では1年もやってるんだからいいかげんにとれるようになってよと少し冷ややかな感じです。でも祈る思いで患者さんの口からトレーをはずすと必ずどこかに気泡が入って必ず2回とることになり、患者さんに苦しい思いをさせ、診療時間もおしてしまい周囲をイライラさせてしまいます。なにか参考になるものはないでしょうか?
Posted by 1年生 at 2009年12月09日 20:59
はじめまして、1年生さん。

返信が遅くてすみません。

どう返信しようか悩みましたが、歯科助手.comというタイトルでサイト運営している以上、違法である歯科助手さんの寒天の印象に関してアドバイスすることはできません。

困っているのをわかっていながら、
お力になれず申し訳ないです。

Posted by 歯科助手.com at 2010年02月18日 23:21
はじめまして。
未経験で歯科助手の仕事を始めて、2ヶ月になります。毎日ものすごく緊張します。
今日、先生が左下7番の歯石を、超音波スケーラーでクリーニングしている時に、バキュームを持っていたのですが、先生から「口の中を直視して、唾液が溜まったら、吸って」と注意されました。左側は見えにくいので、上手くバキュームで吸い取る方法を教えて下さい。
Posted by たら at 2010年06月22日 21:47
こんにちは、たらさん。

左下の7でしたら恐らく唾液は左下の奥に主に溜まっているはずです。
(頬を引いている分少し左に顔が傾いているはずですから)

慣れれば見えなくてもバキュームを正しい位置におけるのですが
「直視して」と言われていると言う事は位置が違うのだと思います。

では、本当に直視すればよいのだと思います。

方法は
@背伸びをして覗き込む
A口角を自分で少し引っ張って見る
の2通りです。

毎回背伸びをするのは疲れますので
Aの方法をとりましょう。

バキュームを持っていない手で
口角を「グッ」と引っ張ってください(もちろん優しくです)

一気に視界が広がって、絶対に奥まで見えます。

試してみてください。
Posted by 歯科助手.com at 2010年07月09日 00:33
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