歯科助手のこども対応2 指しゃぶり

歯科助手のこども対応2 指しゃぶり

歯科助手さんは指しゃぶりをしている子のお母さんから
受付などで聞かれることがあると思います。

歯科と指しゃぶりのどういった関係があるのか、
きっちり理解しておく必要があります。

歯科助手さんが詳しく診断する必要はないと思いますが
重要さがわかっていないと
大丈夫なんじゃないですか〜?私の姪っ子なんてまだしてますよ〜
と適当に答えたり

ちょっと先生に聞いてきます
と全て先生に聞いてきたりする素人な歯科助手歯科受付さんになってしまいます。

さて、まずは基本知識ですが
どうして指しゃぶりはいけないのでしょうか?

しゃぶる指の種類やしゃぶり方にもよりますが、
指しゃぶりを続けるほど歯並びや噛み合わせに影響が出てくるのです。


指しゃぶりの影響

1上顎前突

ようするに出っ歯です。
口唇が閉じにくくなり、いつも口が開いていることにより鼻などの病気がないのに口呼吸しやすくなります

2開咬

上下の前歯の間に隙間があいている状態です。
その隙間に舌を押し込んだり、その癖により舌ったらずな発音となることがあります。

3片側性交叉咬合

上下の奥歯が横にずれて中心があわない状態です。


どう対応するの?何歳になったらやめれば良いの?

お母さんによってはとても心配して、とにかくやめさせようとする人もいますが
指しゃぶりについては3歳頃までは、
特に禁止する必要がないものということを保護者に話すようにすることが大切です。

私個人としても、そのように指導していますが
この3歳というのは小児歯科学会の公式な見解として出ていますので
歯科助手のみなさんも知っておいて損はしない知識ですよ。

また、もう一つ知っておいて損はしない知識として

小児科医や臨床心理士の見解としては
指しゃぶりは生理的な人間の行為であるから、子どもの生活環境、心理的状態を重視して無理に止めさせないという意見が多いのは事実です。

特に幼児期の指しゃぶりについては、
不安や緊張を解消する効果を重視していますので、
歯科医師ほど口や歯への影響について心配していないのです。

こういった意見の違いもあるということをわかっておくと

この前、小児科さんで言われたんですけど・・・

という質問にも少しスムーズに答えることができると思います。



posted by ドクター at 10:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科助手 子どもへの対応 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

歯科助手資格ランキング
歯科助手資格ランキング
1位:ユーキャンの歯科助手講座  2位:ニチイ学館まなびネット  3位:ヒューマンアカデミー
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。